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専攻・コース

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声楽専攻(4年制)/声楽コース(2年制)



超充実のカリキュラム


歌を極めるなら大阪音楽大学!
音楽の総合大学だからできる指導&環境


関西で唯一の「新国立劇場」連携・協力大学。

100年以上、数多くの著名な演奏家たちを輩出してきた大阪音楽大学。
学習環境の最大の特徴は、全国でも珍しいオペラハウスを備えた大学であることと、授業がプロの世界と同じシステムで行われること。
本学のカリキュラムの強さは、国内外で活躍する歌手の多さからも明らか。
驚きと感動の大音で、世界の檜舞台への道を開きませんか?

声楽の授業をYouTubeでチェック!



共学だからできる「混声合唱」の醍醐味

合唱本番(ザ・シンフォニーホール)

合唱授業(本学ミレニアムホール)


世界の檜舞台で活躍できる人材を育成
「オペラ」の授業だけでも多種多様!


  • 「オペラ実習」がスゴイ!

今のオペラ界で歌手に求められる技術と音楽性を学べる「オペラ実習」! 大学院&大学専攻科&大学4年生との合同の授業で、1年に1本のオペラを完成させます。
厳しいオーディションによって配役が決められ、全国の主要な劇場で活躍する指揮者や演出家から、プロさながらの細やかな指導を受けられる絶好の機会。
成果発表となるザ・カレッジ・オペラハウスの公演では満員の観客を前に、舞台に立つ感動と貴重な実践経験を積むことができます。
  • 4年間の集大成「オペラ研究」

「オペラ研究」では、全員がキャストとして一つの役を原語で学び、ドラマや役柄を通して歌唱表現や演技を研究します。オペラをつくりあげる過程や舞台に関するすべてを学習し、12月にはミレニアムホールでオペラの全幕公演を開催。4年間ともに学んだ仲間と、まさに大学生活の集大成となる舞台を披露します。

  • オペラは「原語」じゃなきゃ意味がない!

オペラの授業や公演に、いち早く日本語訳ではなく原語歌唱を取り入れている本学。
学生のうちから”原語“で歌い演じることは簡単ではありませんが、これが本当に重要なことなのです。
本学では入学直後の1年生からイタリア人講師によるイタリア語のディクション(発音法)と歌唱を研究し、正しいアクセントで美しく発語できるよう、子音と母音の扱い方から顔・身体全体を使った表情法まで学んでいきます。こうして在学中から原語で歌うことに慣れるため、卒業後プロの世界でとまどうことがありません。
5人しか合格しない難関である「新国立劇場オペラ研修所」に多くの卒業生が合格しているのも、これらの成果といえます。

  • 学生だけで創り上げるオペラ「Tutti」も

専攻やコースの垣根を越えて、100名近い学生が参加する学生主体のオペラ公演「Tutti」。そのコンセプトは、学生がすべて行う、ということ。演奏・出演はもちろん、資金集めからオーディション、美術や衣装など裏方の仕事にいたるまで、すべて学生の手で進められます。1981年から40年以上も続くイベントとして、本学の学生の自主性を尊重する伝統を脈々と受け継いでいます。


声楽分野の幅広い学び・深い研究。
歌曲は 4カ国語を研究、オラトリオ(宗教曲)も!


ピアノ専攻生とのコラボ「歌曲歌唱・伴奏研究」

オラトリオ独唱

ドイツ歌曲発表会

本番の多さが自慢!「本番の数だけ成長がある」
本学は歌曲や宗教曲、重唱にも力を入れており、イタリア・ドイツ・日本・フランスの歌曲や、オラトリオ(宗教曲)、重唱の授業など、ソロやアンサンブルも充実した授業が満載。それぞれ専門分野の教員によるレッスンで学習し、成果発表会で締めくくります。
正確な発音
言語と音楽の関係性
国々の様式的な音楽表現


プロへの最短ルート「演奏家クラス」

オーディションにより選抜し“プロフェッショナルな演奏家”を養成する特別研究クラスを設置。「オペラ特別演習」「歌曲特別演習」という形でそれぞれの専門分野を深く研究し、プロの演奏家として活躍するための技術を磨きます。

履修モデル

  • 大学4年次の受講例(2020年度)
MON TUE WED THU FRI
1
2 オペラ研究AⅡ 作曲・編曲法A 重唱研究B 副科吹奏楽A
3 生徒指導論Ⅱ 副科鍵盤楽器 情報処理概論A 歌曲特別研究AⅡ
(フランス歌曲/日本歌曲)
ドイツリート歌唱・伴奏研究AⅡ
4 オペラ実習A 合唱C 教育学概論A 声楽Ⅶ
5 歌唱表現特別研究 オペラ実習A オペラ実習A

大学のポイント

  • 毎週45分の個人レッスン+毎日の歌唱グループレッスンで、実技の授業量が違います!

  • 「歌唱表現特別研究」では特任准教授から直接レッスンを受けられます。




短大のポイント

  • 2年間に凝縮して学ぶから、マンツーマンレッスンも週2回実施!

  • 多彩なジャンルの歌唱法を学べます(世界名曲講座/日本名曲講座/合唱/ヴォーカルアンサンブル/イタリア歌曲基礎演唱ほか)。



コンクール実績 / 合格・進路実績


ここ10年程の間に「全日本学生音楽コンクール」全国大会 第1位を4名、第2位を2名が受賞!


  • 第76回(2022年)大阪大会第1位
谷 菜々子さん
  • 第75回(2021年)大阪大会第1位
谷 菜々子さん
  • 第74回(2020年)全国大会1位
野口 真瑚さん(大学院1年時)
  • 第69回(2015年)全国大会2位
谷口 耕平さん(大学院2年時)
  • 第68回(2014年)全国大会2位
日隈 葉子さん(2013年度 大学卒)
  • 第67回(2013年)全国大会1位
斉戸 英美子さん(大学院1年時)
  • 第66回(2012年)全国大会1位
野々村 彩乃さん(大学3年時)
  • 第64回(2010年)全国大会1位
林 佑子さん(大学4年時)

谷菜々子さん 特別インタビュー
  • 2023年度「新国立劇場オペラ研修所」合格
  • 2021・2022年度 全日本学生音楽コンクール大阪大会 第1位(2年連続)
  • 2021年度 豊中音楽コンクール 第1位

谷 菜々子(2022年度院修了予定)
大阪府立夕陽丘高等学校音楽科ピアノ科 卒業
東京藝術大学 音楽学部声楽科 卒業


――2年連続の第1位、おめでとうございます!
藝大の四年間はコンクールを受けなかったのですが、大学院入学を機に自分に火をつけるためにチャレンジしました。緊張で震えるほどでしたが、とにかく音楽を丁寧に作ることに集中しました。大きな評価を頂けて、喜びと同時に驚きが大きかったのを覚えています。学生音楽コンクール2回目の挑戦となった今回は、明確な目標をもって挑んだ分、一年前とはまた違うプレッシャーがありましたが、この2年間で身につけられたことの多さを感じられる嬉しい期間でもあり、その結果、2年連続で第一位を頂戴出来、支えてくださった先生には感謝でいっぱいです。

――なぜ大音に?大音はどんな大学?
オペラを存分に学べる環境だと思い進学しました。授業では初めて経験することばかりで、日々いろんな面を鍛えていただきました。大音は人前で表現する機会が本当に多い大学だと思います。その環境で4年間学んだ内部進学の人たちは演じることに慣れていて「自分の見せ方」も上手で、皆さんからたくさん勉強させて頂きました。大音生は本当に歌が大好きで、稽古では学年を超えてお互いに意見し合う関係もすごく素敵だと思いますし、先生方は学生のことを本当によく見てくださっていて、いつも温かいお言葉をかけてくださいます。

――後輩にアドバイスを!
大学の環境や先生方、カリキュラムを調べて、その上で「自分の求めること」と「大学の大事にしていること」が一致する場所を選ぶことがとても大切だと思います!




歌の基礎と読譜力を身につけ、
「劇団四季」で活躍する卒業生も多数!


劇団四季所属の卒業生の声

左から平木萌子(2014年度大学卒)、牧貴美子(2017年度専攻科修了)、玉置ともか(2017年度大学卒)

四季の舞台に立つことが夢だったわたしたちは、まずは声楽の基礎を学ぶために大音に進学し、オペラの授業や本番を通して、舞台の表現や立ち振る舞いを身につけることができました。
学生時代に幅広い声域を鍛えたことと、譜読みに慣れていることで、今も、どんな楽譜にも自信を持って挑めます。
俳優の仕事は、声の管理も大変ですが、自分の一番良い響きのポジションを理解出来ていることが強みだと感じています!


スペシャルトーク
「新国立劇場オペラ研修所」合格者が語る大音!

毎年5人しか合格しない難関「国立劇場オペラ研修所」に、中村恵理客員教授をはじめ、桝貴志さん、中川正崇講師、木村眞理子さん、西村圭市さんなど多くの卒業生が合格。2022年度も谷菜々子さん(2023年度入所予定)が合格しました!

今回は2020年度と2021年度にそれぞれ研修所を修了した仲田尋一さんと湯浅貴斗さん、さらに研修所に在所中(2022年度時点)の野口真瑚さんが「大音の声楽」について鼎談します!

実践的な授業も、舞台に立つ機会も。大音は量も質もダントツ!

湯浅貴斗さん(2018年度院修)
全日本学生音楽コンクール大阪大会第1位(2年連続)



―― 大音のどんなところに魅力を感じましたか

野口:高校生の時、いろんな大学の学生公演を観に行ったのですが、大音のクオリティの高さに驚き、ここで勉強したい! と感じて進学しました。何よりも大きかったのは、荒田祐子先生との出会いです。先生は、いつも母親のような温かさで見守ってくださって…。大音はみんな仲が良く、仲間同士でアドバイスし合える関係も、とてもいいなぁと思っています。

湯浅:確かに、学年関係なく意見を言い合って音楽をつくりあげられる環境が良かったし、そういう経験って次第に少なくなっていくから、すごく貴重な日々でした。

仲田:実際にお客様の前で演奏できる機会が多く、本番までの過程で学んだことが今の意識に大きく関わっていると思います。

湯浅:僕は歌うことが楽しくてたまらなかったので、公演に参加できるのがとにかくうれしくて。学生時代に20本以上の舞台に立たせてもらいましたが、本番の数が多い分、楽譜を読む機会も増えるから、譜読みのスピードも上がり、何かと対応力がついたと思います。

野口:大音はオペラだけでなく、いろんな言語の歌曲や宗教曲も専門的に学べるんですよね。おかげで、さまざまな方向から声楽を学べ、引き出しを増やせました。

仲田尋一さん(2017年度院修)
ANAスカラシップによりミラノ・スカラ座アカデミーにて研修

―― 大音のカリキュラムでとくに役立った授業は

3人:やっぱり…オペラ実習!!

湯浅:新国立劇場の入所試験の際、大ホールで歌ったときも、大音で舞台に多く立っていたので、「この大きな舞台を力にしよう!」と楽しめました。

仲田:楽譜を直前に渡されてコレペティ稽古(オペラ歌唱コーチの指導)を受ける審査も、普段から大学で体験していることでした。大音の充実度はすごいなぁと学生のときから感じていましたが、外に出て改めて強く思うことばかりです。

野口:私も新国の朗読の試験のときに、授業のなかでオペラの台詞を自分なりの日本語に訳して表現する経験を積んでいたことが自信になりました。

湯浅:大音には著名な演出家の先生も多くおられて、みっちり厳しく指導していただけるため、自ら考えて演技する力が鍛えられたと思います。研修所でも、ある程度のレベルまで自分で準備して授業に臨めるのは、大音のカリキュラムのおかげです。

仲田:新国での研修は、スタート地点が違うと大変です。大音で学んで本当に良かった! と思いました。

野口真瑚さん(2021年度院修)
全日本学生音楽コンクール全国大会第1位

―― 施設や教員など学びの環境はいかがでしたか

湯浅:オペラハウスの存在は特別。なんといってもオペラ専用のホールですから! そこで経験を積めるのは本当に贅沢なことです。もう一つのミレニアムホールも素晴らしい設備ですし、日頃授業で使うオペラスタジオも響きが良くて、気持ちよく稽古ができました。懐かしいですね。

野口:先生方もすごく親切ですし。

湯浅:垣根がないというか、担当学生じゃなくても平等に接してくださいます。

仲田:毎日いろんな先生の授業を受けられ、本当に親身になって指導してくださって…。

湯浅:先生と学生の距離が近い大学ですね。

野口:世界でご活躍中の中村恵理先生の特別レッスンを受講できたことも夢のようでした。「楽譜に書かれていることを見逃さず、作曲家と交流すること」というお言葉が心に残っています。

――音楽と向き合う上で大切にしていることは?

野口:お客様の心に何かが残るような演奏を心がけています。

仲田:僕は常にベストを尽くすこと。前の自分より上を目指さねば、と思っています。

湯浅:楽しくてここまで来たから、これからも楽しむことを忘れないようにしたいです。

野口:芸術は“楽しい”と思えることがとても大切ですよね。だから高校生の皆さんも、どんな状況でも楽しむことを忘れずに!

湯浅:今やりたいことは今やったほうがいいですよ。

仲田:そう、全力で!

3人:応援しています!!


毎年、本学から約30名が「教員採用試験」に合格!


大阪府公立中学校 教員採用試験合格
貝渕 文香さんからのメッセージ(2018年3月 声楽専攻卒)

大音は、一流の音楽を常に身近に感じられる特別な場所です。私も在学中オペラの魅力にはまり、そこから演者を支える仕事にも興味が湧き、演出や舞台監督に挑戦する機会もいただきました。様々な経験を積むことができたのもオペラハウスやミレニアムホールがある大音だからこそ。大勢で一つのものを作る過程には大変なこともありますが、それは生徒との日々も同じで、乗り越えた先にある『作品』に人々は感動するのだと今改めて思います。
生徒一人ひとりに、生涯『音楽』を心の栄養にしてもらえるような教育を目指したいと思います。

声楽専攻 / コースのおもな進路

  • オペラ歌手
  • ミュージカル俳優
  • 指導者
  • 学校教員
  • 公演スタッフ(裏方)
  • イベント運営
  • ホール運営
  • 音楽ライター ほか

文化庁芸術祭大賞など数々の賞を受賞している「ザ・カレッジ・オペラハウス」の公演にも、多くの卒業生がプロの歌手として、ソリストや合唱団で出演し続けています(2019年度オペラ公演「カプレーティとモンテッキ」より)



第一線で活躍する卒業生

中村 恵理さん(ソプラノ)

新国立劇場研修所修了。ウィーン国立歌劇場をはじめ、ドイツ・バイエルン州立歌劇場、英国ロイヤル・オペラハウス、ワシントン・ナショナル・オペラ、新国立劇場等で活躍。


松位 浩さん(バス)

オランダ、ルクセンブルク、スイス、オーストリアの劇場や新国立劇場等で活躍のほか、ドイツ・ザールラント州立劇場に首席バス歌手として招かれ終身雇用契約を結ぶ。


角田 祐子さん(ソプラノ)

フランス・エクサンプロヴァンス音楽祭でデビュー後、ドイツ・シュトゥットガルト州立歌劇場等で活躍。ドイツ連邦共和国より、日本人女性初の「宮廷歌手」の称号を授与される。


桝 貴志さん(バリトン)

新国立劇場研修所修了。瀧廉太郎記念・全日本高等学校声楽コンクール最優秀賞、イタリア声楽コンコルソ・ミラノ大賞、五島記念文化賞オペラ新人賞ほか、受賞多数。


長町 香里さん(ソプラノ)

世界的指揮者、故A・ゼッダ氏の元で研鑽を積みロッシーニ・オペラ・フェスティバル「ランスへの旅」フォルヴィル伯爵夫人に大抜擢。イタリアデビューを果たす。


梨谷 桃子さん(ソプラノ)

2017年イタリア留学。渡伊間もなくトリエステ歌劇場主催「ジャンニ・スキッキ」「イル・トロヴァトーレ」に出演。マグダ・オリヴェロ国際声楽コンクール入賞。


秋山 知子さん(劇団四季俳優)

1997年劇団四季入団。『オペラ座の怪人』で初舞台を踏み、後にマダム・ジリー、『美女と野獣』タンス夫人、ミセス・ポット、『サウンド・オブ・ミュージック』修道院長等を演じる。


斉藤 美穂さん(舞台監督)

大学入学直後から舞台裏の世界に魅了され、現在は舞台監督集団ザ・スタッフに所属。新国立劇場や藤原歌劇団等の主催公演をはじめ全国の劇場で活躍している舞台監督。


本格的な公演のためのホール&スタジオ施設

ザ・カレッジ・オペラハウス

声楽学生憧れの舞台。756の客席を備えた本格的なオペラ劇場。学生たちによる演奏会はもちろん、内外の著名な音楽家を招いての演奏会も開催。日本で初めて専属のプロ管弦楽団・合唱団を持った劇場です。

ミレニアムホール

室内楽コンサートに最適な設備を持つ音楽ホール型大教室。音響や照明技術など舞台機構の操作法を、実践を通して学べます。在学生なら原則無料で使用することが可能。さまざまな演奏会やイベントが連日開催されています。

100周年記念館に
「オペラ演習室」を完備

オペラ専用の演習室は、声が響きやすく日々の練習の成果を発揮できます。また5名同時に使用可能な控室はドレッサー付きで2室完備され、舞台メイクの練習に最適です。

教員紹介

各分野のスペシャリストが勢揃い!
現役オペラ歌手、演出家、外国語専門指導者...歌を知り尽くした教員陣。

講師

取得できる資格

大学音楽学部 音楽学科


短期大学部音楽科

  • 中学校教諭二種免許状(音楽)