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ハラスメント相談・防止


学校法人大阪音楽大学におけるハラスメント防止に関する基本方針

本法人は、創立者が掲げた建学の精神に基づき、「音楽文化の担い手として、高い能力と幅広い人間力を備えた、良識ある人材の育成」を教育目標としています。
音楽大学においては、演奏や創作等を通じて自らの価値観や思想を積極的に発信する姿勢が求められます。一方で、こうした自己表現が、自己の考えを一方的に押し通す行為や、他者の意見・人格を否定する行為につながる場合、その意図にかかわらず、ハラスメントとなるおそれがあります。
本法人では、すべての構成員が相互の尊重と信頼に基づき、安心して学び、働き、表現し、共に成長できる環境を確保するため、ハラスメント防止に関する基本方針を以下のとおり定めます。

1.人権の尊重と多様性の理解
 多様な価値観や背景をもつすべての構成員の人格と人権を尊重し、ハラスメントを決して許容しません。
2.安心できる学びと創造の場の確保
 安全で健全な教育・研究・就労環境を維持し、構成員が互いを尊重し合える風土の醸成に努めます。
3.ハラスメント防止に向けた啓発と教育
 構成員が互いに尊重し合い、責任ある行動をとれるよう、ハラスメント防止に関する教育・啓発活動を継続的に実施し、意識の向上と予防に取り組みます。
4.相談体制の整備と適切な対応
 相談しやすい体制を整備するとともに、プライバシーの保護と相談者の安全に十分配慮します。ハラスメントが確認された場合は、迅速かつ公正に対応し、被害者の救済と行為者への適切な措置を講じます。
5.継続的な見直しと再発防止
 社会的要請や教育環境の変化をふまえ、ハラスメント防止の取り組みを定期的に見直し、再発防止と環境改善に継続して取り組みます。

ハラスメントとは

ハラスメントとは、教育・研究及び学習並びに就労に関連して、行為者の意図にかかわらず、相手方に不利益や損害を与え、又は個人の尊厳若しくは人格を侵害する行為をいいます。
◇アカデミック・ハラスメント
教育活動又は研究活動上、指導的又は優越的な立場にある者が、その優位な立場や権限を利用し、又は逸脱して、その指導等を受ける者に対して行う次の行為をさします。
・教育活動又は研究活動上で、不当な言動又は指導を行うこと。
・正当な理由なくして教育活動又は研究活動を阻害する言動を行うこと。
(具体例)
  • 指導と称し、威圧的、暴力的、排他的な言動を行う
  • 職務上知り得た個人情報を不当に言いふらす
  • 不当に多い課題を不可能な短期間にこなし提出するよう指示する
  • 私的な用事をさせる
  • カルトへの入信を強要する
  • 不適切な環境下(深夜や無意味な休日指導など)での指導の強制
◇セクシャル・ハラスメント
相手の望まない性的な言動であって次のいずれかに該当する行為をさします。
・性的な要求又は誘いかけ、その他性的な性質の言動を行うこと。
・教育・研究及び学習並びに就労環境を悪化させるような性的な意味のある言動を行うこと。
(具体例)
  • 身体的に不必要な接触をする
  • 性的な冗談を言ったり、からかったりする
  • 食事やデートに執拗に誘う
  • 性的含みのある手紙、電話、会話等をする
  • 性的関係を持つよう強要する
  • わいせつ図面を配布したり掲示したりする
  • 行き過ぎた個人指導を行う
◇パワー・ハラスメント
優越的立場にある者が、その優位な立場や権限を利用し、又は逸脱して、従属的立場にある者に対して行う次の行為をさします。
・就労意欲又は就労環境を不当に阻害する言動を行うこと。
・正当な理由なくして昇任又は昇格を不当に妨害する言動を行うこと。
・法令や規則等に反する行為又は職務遂行と関わりのない行為を指示・強制する言動を行うこと。
(種類)
  • 身体的な攻撃(暴行、傷害など)
  • 精神的な攻撃(脅迫・名誉毀損・侮辱・ひどい暴言・人格否定発言など)
  • 人間関係からの切り離し(隔離、仲間外し、無視など)
  • 過大な要求(業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制、仕事の妨害)
  • 過少な要求(業務上の合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと)
  • 個の侵害(私的なことに過度に立ち入ること)
◇その他のハラスメント
お酒の多量摂取の強要や酩酊状態に陥った者が行うアルコールが絡んだ嫌がらせ、迷惑行為 など

相談対象

学生、教職員、業務委託者がハラスメントに関して不安や被害を感じた場合、所属や雇用形態にかかわらず、相談できる体制を整えており、ハラスメント防止規程等に基づき対応します。

相談したいとき

ハラスメントは人格の尊厳を傷つけ、人権を侵害する卑劣な行為です。このような行為は断じて許されるものではありません。
本学は、キャンパスにおけるハラスメントに対応するため相談を受け付けています。
万が一、ハラスメントが発生した場合には、ひとりで悩まず、できるだけ早い段階でご相談ください。
相談者の人格の尊厳と人権を擁護するために、厳正な対応を行います。
相談した内容、個人のプライバシーは堅く守られますので、安心してご相談ください。

学生の場合は次の方法でハラスメント相談員まで連絡をしてください。
学生
相談
受付
電子メール ghsoudan@daion.ac.jp(24時間受付可)
封書 〒561-8555 豊中市庄内幸町1-1-8
大阪音楽大学 学務事務部門内 学生担当ハラスメント相談員 宛
相談員に直接相談することも可能です。学生支援センターにてお申し出ください。

ハラスメント防止規程