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作曲デザイン・コース初の単独コンサート「第1回 NEXT DESIGN」(2021/12/23開催)


12月23日(木)、ザ・カレッジ・オペラハウスで、作曲デザイン・コース初となる単独コンサート「第1回 NEXT DESIGN『迷宮ラビリントス』音楽でつづるギリシャ神話の世界」が行われました。ギリシャ神話の一節をテーマに、作曲デザイン・コースの学生が劇伴音楽を制作。脚本・演出に宝塚歌劇団演出家の中村暁氏を迎え、ナレーター、ダンサー、そして生バンドが登場する朗読劇スタイルのステージが繰り広げられました。

ステージは、高らかなファンファーレで幕を開けました。キレの良いサウンドに乗せたパワフルな踊りと、本格的な演技を交えた朗読で、会場は一気にギリシャ神話の世界に引き込まれます。ステージ後方に掲げられたスクリーンには、ミュージックコミュニケーション専攻の久保田テツ准教授が制作した各シーンを印象づける映像が映し出され、さらなる迫力を生み出しました。
このコンサートの主役は、物語を支えるすべての楽曲。作曲デザイン・コースの3つのクラス「DAW」「ライティング」「電子オルガン」のそれぞれの作曲スタイルから生まれた楽曲らしく、デジタル音を効果的に取り入れた作品や弦楽器を使ったシンプルでクラシカルな作品、電子オルガンならではの多彩な音色で構成された作品などジャンルも多様でした。披露された20曲は、学生一人ひとりの個性が強く輝きながらも、一つの作品の劇伴という「一体感」も感じられました。

ステージが終わると観客から惜しみない拍手が贈られ、作曲デザイン・コース在学生と出演者によるカーテンコールで「第1回 NEXT DESIGN」は終演。コースとして初の試みとなる創作ステージは、大盛況のうちに幕を下ろしました。