ジャズ専攻(4年制)/ジャズ・コース(2年制)
充実の学習環境
新校舎「100周年記念館」にジャズ専用の演習室やレッスン室、練習室などを完備!演習室は広々としていてビッグバンドの演奏にも最適です。
カリキュラムの特徴
コンボ(小編成バンド)形態でのアンサンブル・テクニックを実践的なライブ形式から学習。プレイヤーである講師陣とセッションを重ね、演奏現場での音楽的スキルを学びます。
各楽器の基礎演習、演奏法を学び、ジャズのアドリブに必要な技能をアップ。一人ひとりの進度に応じて指導します。
基本的な音楽理論、ソルフェージュをはじめ、アドリブに必要な基本的知識から作編曲法など、多彩な教養科目が開講されています。音楽知識を深め、実践科目と並行して更なるスキルアップを目指します。
オーソドックスなスタイルから、コンテンポラリー・ジャズまで多様な楽曲を取り上げ、表現力の幅、協調性、アンサンブル能力の向上を目指します。
個人指導で"感性の成熟"をめざす
第一線で活躍するミュージシャンによる個人レッスンで、楽器の基礎能力、アドリブ力、ジャズに必要な表現力を鍛えます。楽譜を読み取ったうえで、自らをいかに表現するか、個々の"感性の成熟"を目標に指導していきます。
幅広いジャンルへの対応力を磨く
ジャズのみならず、ラテン音楽やロック、フュージョンなど、あらゆるポピュラー音楽に対応できるようになるのも、ジャズを習得する大きな魅力。卒業生はそれぞれの個性を活かして、幅広いジャンルで活躍しています。
アンサンブルも重視
個性の塊のように見えながら、高いコミュニケーション力も求められる。ジャズはクラシック的なメソッドがないからこそ、仲間と息を合わせる感性が非常に大事です。そのため大音はアンサンブル授業に特に力を入れています。
ソルフェージュ、作曲、編曲までトータルに指導
大音が手本とするのは最もベーシックな1950年代~1970年代のジャズです。
実技はもちろん、国内外で活躍するために必要な知識面も複合的に指導します。
実技はもちろん、国内外で活躍するために必要な知識面も複合的に指導します。
大学 | 音楽理論(ジャズ)、ジャズ編曲法、ジャズ音楽論、専門合奏(ジャズ)、ジャズ・パフォーマンス ほか |
短大 | 作曲法(ジャズ) 、ジャズ編曲法(※大学との互換科目)、音楽史(ジャズ)、ジャズ・アンサンブル、コラボレート・スタディ ほか |
学生紹介
(掲載学年は2020年度のものです)
現役ミュージシャンである先生方との距離が近く、授業外でも学べます。
中村 葉月さん(3年)
兵庫県立高砂高等学校 出身
現役ミュージシャンである先生方との距離が近く、授業時間外でもさまざまなことを教えてもらえます。今もっとも努力を重ねていることは基礎練習です。個人レッスンでは、ジャズ課題と並行しながら、アーバンやクラークなどの楽曲にも取り組んでいます。多くの曲をコピーすることで、細かな装飾やフレーズなども吸収。やりたいこと=プレイと、コード=理論が結びつくよう、今後も頑張ります。
ビッグバンドでの活動など、多くのライブがステップアップにつながっています。
藤本 隼平さん(4年)
箕面自由学園高等学校 出身
練習環境や設備はもちろん、やはり第一線で活躍中の先生方にご指導いただけることが大音の一番の魅力です。最高の同期とも出会え、毎日たくさんの刺激を受けています。力を注いでいるのは、学外のビッグバンドでの活動です。多くのライブが自身のステップアップにつながっていると思います。目標は、ジャズを今よりももっと身近なものにすること。誰もが楽しめるメジャーな音楽にしたいです。
プロから他専攻まで多くの人と関わりつつ、日々、音色の研究を続けています。
中嶋 快晴さん(ジャズ専攻3年)
滝川第二高等学校 出身
サクソフォーンを専攻し、毎日欠かさず音色の研究に努めています。日課として最初に行うのが、基礎や楽曲のコピーです。どれだけ音源に近く吹けているか、フレーズに間違いがないかを意識しながら、聴き比べたり一緒に吹いたりして練習しています。CDやライブでプロの演奏を聴き、姿勢や息の入れ方などにも注目。大音ならプロから他専攻まで多くの人と関われ、視野も演奏の幅も広がります。
トロンボーン奏者として腕を磨きながら、高校の音楽教諭になる努力も重ねています。
砂田 晧大さん(ジャズ・コース2年)
神戸市立六甲アイランド高等学校 出身
基礎を繰り返すのはもちろん、ジャズに存在する数々のスケールを正確に使い分けられるよう、考えながら練習することを重視。ジャズは楽曲を聴いてコピーすることも大切なので、時間がかかってもやり遂げ、続けています。大音で驚いたのはピアノの数。ジャズはピアノに触れる機会が多く、高校の音楽教諭をめざしつつも演奏経験がなかったので、セッションをするにも練習をするにも助かっています。
卒業生の声
小林 沙桜里さん
【 ジャズ・コース(ピアノ)2015年度 卒業 】
ジャズの基礎を徹底的に学べた大音。
当時の知識が今も役立っている。
大音ではジャズを演奏するうえでの基礎を徹底的に学べました。卒業後はさまざまなジャンルの音楽を演奏していますが、当時得た知識がとても役立っています。お互いを高め合え、今も演奏をともにできる仲間に出会えたことも、大きな財産です。皆さんも、これからの音楽人生を存分に楽しんでください!
当時の知識が今も役立っている。
大音ではジャズを演奏するうえでの基礎を徹底的に学べました。卒業後はさまざまなジャンルの音楽を演奏していますが、当時得た知識がとても役立っています。お互いを高め合え、今も演奏をともにできる仲間に出会えたことも、大きな財産です。皆さんも、これからの音楽人生を存分に楽しんでください!
1995年、兵庫県生まれ。幼少期からエレクトーンを習い、ジャズにも興味をもつ。大阪音楽大学短期大学部を卒業後は、独学でハモンドオルガンの演奏を始め、2018年12月にはオルガントリオ「JC&C」として1st.アルバム『Precious』をリリース。関西を中心に、精力的にライブ活動中。 |
曾我部 泰紀さん
【 ジャズ専攻(サクソフォーン)2016年度 卒業 】
先生方の活躍を間近で見ることで明確な目標が持て、プロになれた。
中学高校の吹奏楽部でしか音楽にふれていなかった僕が今、ジャズミュージシャンとして生活できているのは、紛れもなく大学の4年間があったからです。講師の方々が今も多くの現場で活躍されるプロのミュージシャンだからこそ、その様子も間近で見ることができ、卒業後の生き方に明確な目標が持てるようになりました。
中学高校の吹奏楽部でしか音楽にふれていなかった僕が今、ジャズミュージシャンとして生活できているのは、紛れもなく大学の4年間があったからです。講師の方々が今も多くの現場で活躍されるプロのミュージシャンだからこそ、その様子も間近で見ることができ、卒業後の生き方に明確な目標が持てるようになりました。
河村英樹氏に師事。2015年、第6回「神戸ネクストジャズコンペティション」準グランプリ受賞。2016年には、米国ニューオリンズで「French Quarter Festival」に出演。2019年、桑原あい(piano)『My First Disney Jazz』のレコーディングに参加。複数のバンドに所属し、他ジャンルのサポートも行っている。 |
教員紹介
一流プロとしても活躍中の指導陣が、個性を引き出し細やかに指導します。
大学音楽学部 音楽学科
- 中学校教諭一種免許状(音楽)※
- 高等学校教諭一種免許状(音楽)※
- 小学校教諭一種免許状(神戸親和女子大学との提携により所定の要件を満たすことで取得可能です。このプログラムは2年次前期にのみ開始できます。)