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〈レポート〉シンガーソングライティング合同発表会


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レポート

2023年度に既存のポピュラー系専攻・コースを再編し、「ポピュラーエンターテインメント専攻・コース」がスタートします。その中で新設される「シンガーソングライティング・コース/クラス」のプレ授業が今年度からはじまっています。担当はRUNG HYANG特任教授。6月22日(水)、プレ授業成果の発表として「シンガーソングライティング合同発表会」が開催されました。

今回は即席で組まれたチームごとに「動物園」をタイトルに、学校生活を投影した楽曲制作に挑戦。全パフォーマンス終了後には、審査員と観客からの投票で優勝チームが決定されます。出演したのはヴォーカルパフォーマンス専攻・コース生、ポピュラーインストゥルメント専攻・コース生、“ルンヒャンゼミ”に所属する関西の高校生と東京のシンガーソングライターの計10チームで、それぞれの個性が光るステージが繰り広げられました。

ー 出演チーム ー

1. CIRCUS(1年生)

2. 大人しいカンサイジン(1年生)

3. fame(2年生)

4. Excepting&Colorful(ルンヒャンゼミ高校生)

5. わるちゃん(ルンヒャンゼミ東京組)

6. ペタグミ(1年生)

7. ㈱4弦きょうだい(1年生)

8. ザ・ズー(1年生)

9. ハーフリーズ(1年生)

10. 和振(1年生)


友人や大切な人たちに思いを馳せたり、学校という限られた世界で生きることを嘆いたり、クラスの人気者を羨んだり、卒業後を案じたり――。さまざまな視点から描かれた“学校生活”の数々は、まさに“動物園”のようなバリエーションに富んだラインナップでした。清涼感のあるさわやか系、ほっこり心温まる癒し系、ダークでアンニュイなものなど多彩なサウンドが並び、転調や可変拍子を取り入れた構成の楽曲も飛び出すなど、曲づくり初心者が多いとは思えないレベルの高さに将来性を感じました。

ハイレベルな楽曲が揃う中、見事優勝したのは「和振」(ワッフル)でした。

RUNG HYANG特任教授は「途中で危ないチームもあったが、全員最後までやり遂げた。曲のクオリティーも非常に高かった」と学生たちを称賛し、チームでの楽曲制作については「曲づくりは一人でやるだけでも大変なことで、その上、他人と歩調を合わせながらというのはかなりハードルの高いこと。自分以外の誰かの意思がそこにあって、遠慮したり言いにくかったり、コントロールできなかったりする。そういった“不協和音”は一人で制作していても起こるもので、心の中の“不協和音”を拒絶するのではなく上手くコントロールできるようになってほしかった」と語りました。
今回優勝した和振の楽曲は、レコーディングと配信リリースが予定されています。