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専攻・コース

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ギター・マンドリン専攻(4年制)/ギター・マンドリン・コース(2年制)



教員紹介


世界を知る“一流の奏者”からクラシックギターを学べる!


大萩 康司 客員教授

高校卒業後にフランスに渡り、パリのエコール・ノルマル音楽院、パリ国立高等音楽院で学ぶ。これまでにギターを萩原博、中野義久(フォレストヒルミュージックアカデミー)、福田進一、キャレル・アルムス、アルベルト・ポンセ、オリヴィエ・シャッサンの各氏に、ソルフェージュを山田順之介、リュート、テオルボ、バロック・ギターをエリック・ベロックの各氏に、室内楽をラスロ・アダディ氏に師事。ギター国際コンクールとして世界最高峰とされるハバナ国際ギター・コンクール第2位、合わせて審査員特別賞「レオ・ブローウェル賞」を受賞。その後4年間イタリアのキジアーナ音楽院でオスカー・ギリアに師事し、4年連続最優秀ディプロマを取得。日本国内での精力的な活動に加え、世界各国に活躍の幅を広げている。ルネサンスから現代曲まで多彩なレパートリーを持ち、ソロ、室内楽、協奏曲と幅広く取り組んでいる。ジャズ・ギタリストとの共演や、舞踏家とのコラボレーションなど、ジャンルを超えた活動を展開し、メディアへの露出も多い。2019年にはCDのセルフレーベル「MARCO CREATORS」を始動し、第一弾目はカステルヌォヴォ=テデスコ「プラテーロとわたし」全曲を波多野睦美と録音し、表装は銅版画家の山本容子が手がけた。2020年はデビュー20周年に伴い、各地でソロリサイタル・ツアーを予定している。第6回ホテルオークラ音楽賞、第18回出光音楽賞受賞。



福田 進一 客員教授

ギターは、最も古くから存在する楽器のひとつです。最初の教本は16世紀初頭に出版されており、以後、クラシックの独奏のみならず、伴奏や室内楽の楽器として、また近現代はポピュラーやジャズをはじめ多くの分野に演奏の場を広げ、自由な楽器ならではのユニークな発展を遂げてきました。一方で、広大なジャンルへと拡散してしまったため、逆に真のアカデミズムからは、やや遠い存在となってしまっています。特に日本は、すでにギター科の設立を終えた世界各国の教育機関に対して、幾分の遅れをとっているのは周知の事実。しかし、本学のクラシックギター専攻・コースでは、深い教養と世界に通じる豊かな想像(創造)力を備えた人材を育てるレッスンが展開されています。客員教授として指導にあたれることを誇りに思い、情熱ある多くの若者が集うことを願ってやみません。
パリ・エコール・ノルマル音楽院を主席で卒業。1981年パリ国際ギターコンクールで優勝。以降、日本を代表する名手として国際的な演奏活動を続け、CD、DVDなどの録音は60枚を数え、その音楽は絶えず世界中のファンを魅了している。2010年12月より大阪音楽大学客員教授に就任。2011年度にはクラシックギター奏者で初めてとなる「第62回 芸術選奨文部科学大臣賞」を受賞。



永田参男 講師

大阪音楽大学短期大学部専攻科修了、ロンドン市立ギルドホール音楽院BMusコース卒業。ギターコンクールの審査員、ギター講習会「京都ギターセミナー」の運営、中学高校のマンドリンギタークラブや社会人ギタークラブの指導や編曲、マンドリンギターオーケストラのための編曲作品の出版等、後進の指導や自身の演奏以外の活動も多岐にわたる。ギター教室を三校主宰し、毎年多くのコンクール入賞者も輩出している。



大西洋二朗 講師

大阪音楽大学短期大学部専攻科修了。テーマを決めてプログラムを構成する『大西洋二朗ギターリサイタルシリーズ』「vol.1 スペインの風」「vol.2 フェルナンド•ソルを巡る時空の旅」「vol.3 E.ヴィラ=ロボスを思う。」「vol.4 ギターで旅するアルゼンチン」「vol.5 日本と西洋音楽の出会い」を発表。CD「TENRAI-風の詩-」「SKY FLOWERS」参加のほか、中学・高校のクラシックギタークラブ、ギター・マンドリンクラブの指導(ギターパート)、中学・高校の音楽の特別授業、ギター指導法のワークショップ、ギターソロ、ギターアンサンブル、他楽器とのアンサンブルの編曲等で活躍。




マンドリンのスペシャリストが、きめ細かく丁寧に指導


柴田 高明 講師

木下正紀、G.ワイホーフェン、S.トレッケルの各氏に師事。カッセル市立音楽院器楽教育課程マンドリン科に学ぶ。第15回日本マンドリン独奏コンクール第2位、シュヴァインフルト市第2回国際マンドリン独奏コンクール第3位、ザールランド州第2回ヨーロッパ国際マンドリン独奏コンクール第1位に入賞(共にドイツ)。1997年故桑原康雄氏主宰のアンサンブル・フィルムジカのヨーロッパ公演に同行し、ドイツ、スペインにて演奏、2006年の帰国以降毎年リサイタルを開催。またソリスト・講演者としてドイツ、スペイン、神戸の各国際音楽祭や国際シンポジウムにも招待参加。2013年よりマンドリンオーケストラ・ギルドを主宰。2015年よりマンドリン合奏団フィラルモニカ・マンドリーニ・アルバ・サッポロのゲストコンサートマスター。日本マンドリン連盟主催独奏コンクール審査員、全国高等学校ギター・マンドリン音楽コンクール広島県大会審査員。宇治マンドリンアンサンブルフローラ、京都大学マンドリンオーケストラ各技術顧問。一般社団法人日本マンドリン連盟所属。



柴田 綾子 講師

マンドリンを故桑原康雄氏に師事、大阪芸術大学音楽学科卒業、並びに塚本英世賞受賞。第18回日本マンドリン独奏コンクール第3位入賞。「神戸国際音楽祭2005~Yasuo KuwaharaOriginate」開催、アンサンブル・フィルムジカのCD「桑原康雄の音楽2」リリース、「神戸国際音楽祭2013」プロデュース、2014年からは「神戸マンドリンオーケストラ」を主宰するなど各方面で精力的に活動。2006年、2010年にはドイツ・ユーロフェスティバルに出演。これまでにスペイン、ドイツ、ルクセンブルグなどで演奏する他、大阪国際マンドリンフェスティバルや瀬戸内マンドリンフェスティバルにも招待参加。神戸を拠点にマンドリニストとして活動しつつ神戸・大阪にて後進の指導にもあたっている。


学びの特色〈ギター〉


ソロ奏者、指導者、伴奏者、
教室運営、アレンジャー...
将来につながる演奏技術を!

一流の指導者による理論的なマンツーマン指導で、ソロのスキルアップはもちろんのこと「編曲力」「指導力」「アンサンブル力」など、将来プロとして活躍するためのあらゆるテクニックが身につきます。
また豊富な専門授業により「人と合わせる」技術も磨きます。

クラシックギター・レッスン

一般的なギター・レパートリーを中心に、学生が希望する作品も取り入れながら基礎技術の完成度を高めます。まずは楽譜に書かれていることを正しく読み取り、さらにギター演奏で表現する力を身につけます。

専門合奏(クラシックギター)

ギターを使う音楽には、ギターだけの合奏曲も豊富にあります。これらのレパートリーを通して、ギター・アンサンブルの基礎を学習。アルト・ギターやバス・ギターを用いる合奏や、テルツ・ギターとの二重奏も行います。

クラシックギター基礎演習

楽譜を見てすぐ弾く「初見」やレパートリーの知識、「時代様式」を意識した演奏法を学びます。教則本を原典から読み直し、教本の作者自身が求めているものを正しく理解することで、基礎テクニックの上達を目指します。

室内楽

他の楽器とのアンサンブルや伴奏を学びます。ピアノ伴奏の楽譜をギターで弾く練習などの実践を通して、ピアノ曲や管弦楽曲をギター・アンサンブルに編曲することも学びます。(大学のみ)


表現力を深める多彩な音楽系科目

音楽基礎セミナー(大学のみ)/ 副科声楽演習/ 副科鍵盤楽器/ 音楽理論/ 楽曲研究(大学のみ) ほか


多彩な演奏会を通じて、実践経験を積む

自主コンサート(ミレニアムホールにて)

オープンキャンパスコンサート


在学生の時間割

  • ギター専攻 1年次の履修モデル(2022年度受講例)
MON TUE WED THU FRI
1 副科鍵盤楽器II(ピアノ) ソルフェージュIII 英語B II 西洋音楽史概説A 音楽理論II
2 英語A II 体育B 合唱B I 音楽基礎セミナー
3 クラシックギター基礎演習B I 専門合奏II(クラシックギター)
4 クラシックギターII 心理学 専門合奏II(クラシックギター) 諸民族の音楽
5 教職入門

学びの特色〈マンドリン〉

マンドリン・レッスン
一般的なマンドリン・レパートリーを中心に、学生が希望する作品も取り入れながら基礎技術の完成度を高めます。まずは楽譜に書かれていることを正しく読み取り、さらにマンドリン演奏で表現する力を身につけます。


専門合奏(マンドリン)
マンドリンを使う音楽には、マンドリンだけの合奏曲も豊富にあります。様々なレパートリーを通してマンドリン・アンサンブルの基礎を学習します。


マンドリン基礎演習
楽譜を見てすぐ弾く「初見」やレパートリーの知識、「時代様式」を意識した演奏法を学びます。教則本を原典から読み直し、教本の作者自身が求めているものを正しく理解することで、基礎テクニックの上達を目指します。


室内楽
マンドリンは、ギターやピアノなど他の楽器と共演する機会もとても多い楽器です。マンドリン室内楽の様々なレパートリーを実践し、伴奏パートをマンドリンで弾く練習などを通じて、室内楽の基礎を学びます。(大学のみ)


卒業生紹介

先輩は国内外で活躍中!

武本 英之さん
(1997年 短大卒業)

ロンドンで演奏・指導に活躍。
15歳の頃から趣味でエレキギターを始めた僕が今、クラシック・ギタリストとして活動できているのは、大音で藤井敬吾先生に出会えたからです。日本を代表するギタリストである氏のレッスンを受けられるだけでなく、ソロやアンサンブル、初見法までギタリストとして活動するために必要なすべてを学べる大音は、クラシックギターを学びたいすべての方にとって理想の場所であると思います。

永田 参男さん
(2002年 短大卒業)

日本で演奏・指導に活躍。
私にとって、藤井敬吾先生のもとでギターとその専門授業を学べたことは、大きな財産となりました。演奏における技術や表現のレッスンはもちろん、ギターに関連する充実した専門授業のおかげで、卒業後の演奏の仕事や後進の指導に、自信をもって挑むことができています。ギタリストとして生活している今でも、演奏と指導の両面で支えられています。

原 良輔さん
(1997年 短大専攻科修了)

ドイツで演奏・指導に活躍。
クラシックギターの技術や音楽に関する専門的な知識を藤井敬吾先生のもとで学べたことは、私にとってかけがえのない体験でした。大阪音楽大学のカリキュラムや授業内容は、海外(ドイツ)の音楽大学と比較しても全く遜色のない素晴らしいものです。ザ・カレッジ・オペラハウスやミレニアムホール、音楽博物館などの施設も充実していて、音楽を勉強するうえで理想的な環境だと思います。

猪居 亜美さん
(2016年 大学卒業)

デビューアルバム「Black Star」がレコード芸術特選盤に選出!
■ 第2回台湾国際 ギターコンクール 第3位(2014)
■ 第31回スペインギター音楽コンクール 第2位(2013)
■ 第35回ギター音楽大賞 グランプリ(2010)

山口莉奈さん
(2017年 大学卒)

多くのコンクールで上位受賞!
■ 第38回日本ギターコンクール 上級部門 第1位
■ 第22回山陰ギターコンクール プロフェッショナル部門 第1位
■ 第44回山口ギターコンクール 上級部門 第1位
■ 第34回スペインギター音楽コンクール 第2位
■ 第48回クラシカルギターコンクール 第3位
■ 第42回ギター音楽大賞 大賞部門 第1位・大阪府知事賞受賞

進路について

国際コンクールに入選し、演奏家や指導者として活躍するほか、ギルドホール音楽院(イギリス)、カッセル音楽院(ドイツ)、パリ・エコール・ノルマル音楽院(フランス)、マドリード王立音楽院(スペイン)への海外留学、音楽教室講師、合奏の指導者、一般企業への就職などの実績があります(短期大学部での実績)。短大の場合、3年次編入試験に合格すれば大学の3年次へ編入学することも可能。卒業後さらに勉強したい人のために「大学専攻科(1年間)」「短大専攻科(1年間)」も設置しています。

取得できる資格

大学音楽学部 音楽学科

短期大学部音楽科

  • 中学校教諭二種免許状(音楽)