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教員紹介

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中元 正文


なかもと まさふみ(NAKAMOTO MASAFUMI)

大阪音楽大学・大阪音楽大学短期大学部
教職 講師

学歴・学位

愛媛大学教育学部聾学校教員養成課程 卒業

専門分野・主な担当科目

教育実践演習(中)

研究テーマ

大阪府立支援学校(旧養護学校)で38年間勤務し、肢体不自由、知的障害、聴覚障害など様々な障害のある子どもたちの教育に携わってきました。病院のICUや家庭に訪問して授業を行う「訪問教育」や進路指導を通じて、学校以外の場所での教育実践や、学校を取り巻く福祉・行政・企業など様々な立場の人たちと連携した取り組みも経験してきました。
これらの経験が私の貴重な財産となっています。

研究・社会活動

NPO法人大阪障害者センター総合実践研究所青年期支援プロジェクトチームにオブザーバーとして加わり、2020年6月に、かもがわ出版から出された本「障害のある青年たちとつくる『学びの場』~ステキな人生を歩んでいくために~」を作成するための討論に参加するとともに、「まえがき」を執筆しました。出版後は、全国の研究者、福祉関係者、教育関係者、保護者等を対象に、同書をテキストにして行っている「オンライン学習会」に参加しています。
また、高齢者施設での「歌声喫茶」など、音楽的な取り組みに参加しています。

教育方針

38年間の教職経験を通じ、教育実践レポートをもとに討論をすることや、生徒や保護者の方の話に耳を傾けることの大切さを痛感しています。
授業では討論を十分に行い、他の人の考えを聴くと同時に自分の考えを語ることを通じて、教育実習の振り返りや今後の課題等を深めていきたいと思います。加えて、討論を通じて、「聴く力」「語る力」を高めてもらえたら嬉しいです。

所属学会・団体

NPO法人大阪障害者センター総合実践研究所青年期支援プロジェクトチーム(オブザーバー参加)
日本音楽ヘルパー協会

その他

高齢者施設で、例えば車いすに座ってうつむいておられる認知症の方に歌いかけると、顔があがっていきいきとした表情に変わるのを見て、「音楽ってすごいなあ」と改めて感じています。私の専門教科は音楽ではありませんが、音楽のすばらしさについて、学生の皆さんと語り合うことができたらとても嬉しく思います。