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教員紹介

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小餅谷 哲男


こもちや てつお(KOMOCHIYA Tetsuo)

大阪音楽大学
声楽 講師

学歴・学位

大阪音楽大学音楽学部声楽科卒業、同大学院オペラ研究室修了。芸術学修士。

専門分野・主な担当科目

専門分野:テノール
担当教科:声楽実技レッスン

研究テーマ

イタリアで師事したカルロ・ベルゴンツィ氏に言っていたように、全ての声種、特にテノール歌手にとってパッサッジョ(Passaggio:声域の受け渡しの通過部分)の処理は歌手生命における重大で永遠の課題である。それをどのように処理しなければならないのか、自分の実践(演奏)を通して研究している。

これまでの主な活動業績

演奏活動

「トスカ」「蝶々夫人」「アイーダ」「ドンカ・ルロ」「仮面舞踏会」「カルメン」「道化師」「オネーギン」「イリス」などこれまでに約100のオペラ公演に主演。宗教曲や「第九」にも多数出演。1996年ポーランドにおける第35回モニュシュコ・フェスティバルに招聘され、「ハルカ」(モニュシュコ作曲)に初の日本人テノールとして主演。2003年ロドリーゴ役で主演した「沈黙」(遠藤周作原作、松村禎三作曲)が、音楽クリティック・クラブ賞、大阪文化祭賞グランプリを受賞。2005年新国立劇場、カレッジ・オペラハウスで「沈黙」が再演、文化庁芸術祭大賞を受賞。以降、「イドメネオ」、「フィデリオ」、「ピーター・グライムズ」(三菱UFJ信託音楽賞)など演技色の濃い役柄を演じ評価される。2012年新国立劇場主催の「沈黙」(新制作)に主演し、雄弁な歌唱及び台詞回しで絶賛された。2015年6月に新国立劇場で「沈黙」が再演され、その公演はNHK BSプレミアム、NHK FMにて放送された。
地域に根ざしたオペラ活動で出演、制作に携わり「トスカ」「カルメン」「アイーダ」の公演を成功させている。
近年では公演の制作にも携わり、若手歌手の育成に努めている。

受賞歴

大阪府芸術劇場奨励新人賞受賞。第3回新人音楽コンクール第1位、第25回イタリア声楽コンコルソ テノール特賞。

教育方針

声楽実技に関して、ベルカントの歌い方を基本に、何が自分にあった声の出し方なのか、個々の個性を活かした指導をする。

所属学会・団体

関西二期会副理事長、及び関西二期会研修所所長、関西歌曲研究会理事、日本演奏家連盟。

その他

桃山学院教育大学教授
オペラ人口を増やすために、地域住民を巻き込んだオペラ活動をしています。オペラ人口が増えると、観客動員にもなり、また、若手の演奏家が舞台に立つ機会が増えます。私はこれからのオペラ歌手の為に、ライフワークとして取り組んでいます。
個人HP