2002年 ザ・カレッジ・オペラハウス主催公演

年表に掲出の20世紀オペラシリーズⅡ ブゾーニ《トゥーランドット》が2002年度音楽クリティック・クラブ賞と平成14年度大阪文化祭賞(第3部門=洋舞・洋楽)のダブル受賞の栄に浴した。各賞の受賞理由は次の通り。

「2002年度音楽クリティック・クラブ賞」
コメディア・デラルテ(イタリアの仮面即興喜劇)調のドタバタ喜劇を狙ったブゾーニの意図は井原広樹の演出によく生かされていた。阪哲朗の指揮も表現主義的要素や異国趣味といった多彩な音楽に対応しつつ、生き生きとした喜劇に巧く纏め上げた。見事な上演は、これらに加えて、題名役の小西潤子をはじめとするアンサンブル、ワークショップを含めた企画制作などザ・カレッジ・オペラハウスの総合力の賜物

「平成14年大阪文化祭賞」
公演は原語による本格的なオペラ公演として関西初演と同時に日本初演の記録を残した。今回の公演が最も高く評価された点は、演出、指揮、出演者、スタッフ挙げての生き生きとした舞台展開もさることながら、ブゾーニの喜劇を現代に生きる舞台として創り上げることに成功したザ・カレッジ・オペラハウスならではの舞台制作のすばらしさの成果

その他の公演は以下の通り。


3月15日 ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団 第27回定期演奏会

指揮には初の客演となるゲルハルト・ボッセを招いた。前年4月に新コンサート・ミストレスに起用され、1年間ゲスト・コンサート・マスターのもとで研鑽を積んだ赤松由夏がオペラハウス主催公演のデビューを果たした
 
チラシ
画像

画像

 

5月14日 コンサート・オペラ・シリーズ8 マスカーニ《カヴァレリア・ルスティカーナ》(ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団 第28回定期演奏会)
チラシ
画像

画像

画像

5月27日 室内楽シリーズ 宗倫匡と仲間たち4

2年ぶりとなるシリーズ4回目は「ベートーヴェン特集」と銘打ち、あまり演奏される機会のない初期の作品群にスポットをあてた
 
チラシ
画像

画像

 

6月7日 ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団 第29回定期演奏会

第3代常任指揮者に就任した山下一史の就任披露公演
 
チラシ
画像

画像

 

7月13、14日 サマー・オペラ 新モーツァルト・シリーズⅣ《魔笛》

当シリーズの最終回。関西では珍しく、台詞も原語で上演した。演出の中村敬一教員は、「お伽と神秘の物語をモーツァルトの生きた時代とその200年後の現代に投影して謎を解く」として、舞台を200年前の宮廷劇場~オペラハウスに設定した。横浜シティオペラとの提携による共同制作で、大道具と衣裳は横浜でも使用された
 
チラシ
画像

画像

画像

9月20日 ヴォルフガング・シュッツ&マティアス・シュルツ フルート・リサイタル
チラシ
画像

画像

 

10月11日 深井碩章 ヴィオラ・リサイタル
チラシ
画像

画像

 

10月22日 第2回推薦リサイタルシリーズ 尾崎比佐子 ソプラノ・リサイタル
チラシ
画像

画像

 

11月25日 ローラント・ケラー ピアノ・リサイタル
チラシ
画像

画像

 

12月23日 第3回合唱作品シリーズ

当回よりオペラハウス定期演奏会を「合唱作品シリーズ」という名称で開催
 
チラシ
画像

画像
サン=サーンス
《クリスマス・オラトリオ》
 

画像
モーツァルト
《ミサ曲「戴冠式」》
 

画像
モーツァルト
《モテット「歌え、喜べ、
幸いなる魂よ」》