第21回大阪国際フェスティバル特別展覧会

1979年(昭和54年)4月に開催された第21回大阪国際フェスティバルの一環として、同月19~24日にかけて大阪高島屋5階特別展覧会場にて特別展覧会「バイロイトのワーグナー・フェスティバル100年展」が開催された(同月3~15日は池袋のワールド・インポート・マート・ビルにて開催)。

これは、ヴァーグナーゆかりのバイロイトで1976年(昭和51年)に同祝祭劇場及び同音楽祭の100周年を記念して開催された展覧会を再現するという豪華な企画であった。ヴァーグナー自身の演出により初演された《ニーベルングの指環》や妻コジマ演出による《パルジファル》の衣装をはじめ、息子ジークフリートとその妻ヴィニフレット、そして孫ヴィーラントとヴォルフガング兄弟の三代に渡る100年の歴史と伝統を巡るべく、写真、原画、模型、遺品等の450余点が展示された。大阪国際フェスティバルとしては1967年(昭和42年)の第10回記念として行ったバイロイト音楽祭引越し公演以来となるヴァーグナー関連の大きなイヴェントであり、これを記念して、当時の同音楽祭の総監督であったヴォルフガング・ヴァーグナーが来日。同月6日に大阪SABホールで特別講演会を行った。