声楽。イタリアオペラ・ドイツリート・日本歌曲、宗教曲他声楽曲の演唱。ヴォイストレーニング。合唱指揮および指揮。
歌劇の歌唱と表現。イタリアオペラを歌唱するために必要なベルカントな発声法で楽曲に応じた歌唱技術を以て歌う。イタリア語のディクションを活かしより自然な形でフレーズを作る。訳詞ほか日本語歌唱の作品における明瞭な発音と発声。舞台上における演技表現。
1984年のオペラデビュー以来、「カルメン」のエスカミーリョ、「蝶々夫人」のシャープレス、「フィガロの結婚」の伯爵、「トスカ」スカルピアをはじめ「タンホイザー」「ファルスタッフ」「魔笛」「夕鶴」など60を越える役柄でオペラ出演している。また「第九」「メサイア」のソリスト、日本歌曲、ドイツリート、宗教曲、現代曲の演奏会にも出演。合唱の分野では指揮者・ヴォイストレーナーとして指導にあたっている。文化庁の「舞台芸術体験事業」等により日本各地での公演。シルバーカレッジ講師、コンクールの審査員をつとめる。
「歌を学ぶ」ということを通じて自己研鑽する手段であると考える。自分の体を楽器として使うため発声・技術を考え、楽曲を理解し知識を得るために学習し、人に伝えるための表現能力を身に付ける。この「どうすればいい歌を歌えるか?」ということの追求が声楽の学習だけでなく、人生における物の考え方、対処の方法、他人への思いやりに通ずるものと考える。「何をもとめているか」というテーマで生徒と常に向き合っている。
関西二期会会員。日本シューベルト協会会員。神戸「波の会」会員。兵庫音楽活動推進会議会員。神戸音楽家協会会員。神戸オペラカンパニー代表。
日本人である私達が異文化であるオペラを観賞し歌唱し上演し今日では作曲もしている。この西洋の歴史ある文化「オペラ」を謙虚で真摯な態度で学習に臨まなくてはならない。そのためには先ず「基本」。ベルカントなイタリアの発声の基本、譜読みの徹底、作品の作曲家、時代を考えての解釈。そういうことの基本を習得するのが学生時代と考える。私は学生を次の段階である個人の音楽性や趣向を表現することへの案内役と考える。近年、個性や独自性が尊重されているが、この異文化「オペラ」を研鑚しようとする者はこの基本のしっかりした礎の上に個性を表現するべきだと考える。