加藤 由紀(かとう ゆき)

 

専門分野・主な担当科目

  

音楽学(西洋音楽史)
西洋音楽構造研究㈼・音楽学講義

 

研究テーマ

  

音楽理論(特に16世紀から19世紀初頭までの和声と調性に関する理論)

 

研究・社会活動

  

『音が織りなすパフォーマンスの世界』(共著)・『音楽学を学ぶ人のために』(共著)
・「モーツァルトのオペラの調性プランにおける旋法としての短調の変遷」(博士論文)など

 

教育方針

  

基本をないがしろにせず、きっちりと。西洋音楽は異文化です。音楽大学で学ぶ(学ぼうとする)皆さんは、いわゆるクラシック音楽と幼い頃から触れあってきたので、これらが日本とは異なった風土で育まれ、さまざまな歴史を背負っていると意識せずに過ごしているのではないでしょうか。あたりまえのことが解っていなかったという気づきから始めて、自分で考える、教養ある音楽人に育っていく土台作りの手助けをしたいと思っています。

 

所属学会・団体

  

日本音楽学会・美学会

 

その他

  

学生時代、推理小説の謎解きのような作品分析のおもしろさに目覚め、エリザベス朝の鍵盤楽器のための変奏曲、リュート歌曲などを特定の作曲家の作品群に絞って研究しました。その後、理論と実践が結びついている音楽をより深く知るためには(もちろん聴いて、楽しむのも含めて)、当時の音楽理論を理解しなければと思い、理論書を読み始めました。現代とは違う異国の言語の壁が立ちはだかりましたが、先生や先輩のおかげでなんとか乗り越えました。講義や演習を担当するようになって、音楽学を志した原点に立ち帰って、古典派の魅力を追求したいと考えるようになり、今に至っています。